恵庭を元気にする 地域とビジネスの応援団

恵庭商工会議所

えびすくん紹介

 えびすかぼちゃは、種苗会社の商品開発段階から恵庭の農家が係わり、しっとりとした食感が関西方面で非常に好まれている、恵庭の特産品です。
 恵庭商工会議所では、2010年からそのえびすかぼちゃを使った商品開発などを進め、順調に商品化に結びつけていました。

 しかし、順調な商品化にともない問題がでてきました。
どんなに良い商品でも、売れなくては意味がありません。
売るためには多くの人にその良さを伝えることが必要ですが、予算をかけた広告宣伝をする余裕はありませんでした。

 いったいどうすれば伝えることが出来るのか...。
アイデアを出しては没案となる日々が続きました。
そんなときに、会議の場で事件が起きたのでした。

 「おまえ達の願いをかなえるために、私の息子を遣わせよう」
突然、部屋全体にひびき渡る声がしました。
みんなが驚き、顔を見合わせたその時、机の上に置いてあったえびすかぼちゃが、ことりと音をたて動いたのです。
息を吞んでえびすかぼちゃを見ていると、ピキッとひびが入りました。
ちょうど真ん中からかぼちゃが割れ、上半分が上に持ち上がると、そこに小さなエビスくんがいたのです。

 「この子を立派なエビス様に育ててほしいのじゃ。人をえびす顔にすることが出来る立派なエビス様にしてくだされ」
また、部屋全体にひびき渡る声が聞こえました。

 これが、恵庭商工会議所の一室で起きた事件です。
今、会議所の一室にはえびす君が住んでいます。
みんなをえびす顔にするために、そして恵庭のブランドを宣伝するために。

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